見沼たんぼ

−−穏やかな秋の一日・田園散策 橋元武雄



昔の田圃の面影を残すという加田屋田圃


総持院


眼目のトラスト保存地域


大崎公園(快適な芝生で昼食)


旧農家の風情を残す川口自然の家


見沼通船堀遺稿(見沼東縁と西縁を結ぶ運河)

平成11年11月6日(土曜日)
●参加 冨山、後藤、鈴木、金谷、中村、亀村、橋元

浦和駅午前9時集合に、善さんは駅を間違え、金谷氏は
乗り違え、後藤さんは集合時間を間違えて、実質10時
集合になりましたが(実害はでませんでしたが、冨山さ
んは集合を8時と思いこんでいたとか)、なんとか無事
梓見沼探訪を終了しました。

主な探訪地は、次のとおりです。

●旧シラサギのコロニー、さぎやま記念公園
●昔の田圃の面影を残すという加田屋田圃
●見沼の自然を公園に取り入れた見沼自然公園
●総持院
●眼目のトラスト保存地域
●左甚五郎伝説のある国昌寺
●大崎公園(快適な芝生で昼食)
●ヒイラギの古木のある東沼神社
●旧農家の風情を残す川口自然の家
 (埼玉県生態系保護協会が管理を委託されている)
●川口自然公園(見沼の湿地帯を園内に再現してある)
●見沼通船堀遺稿(見沼東縁と西縁を結ぶ運河)

〆の宴会は亀村邸となり、ご夫妻にご苦労を願いまし
た。多謝。

ガイドは風邪で絶不調でしたが、これで梓の諸氏に見沼
をご覧いただけて一安心しました。
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見沼通船舟歌(八丁河岸)
千住でてからまきのやままでは、竿も櫨かいも手につかぬ
千住じまいは牛若丸よ こいを抱いたりかかえたり
会えばさほどの話もないが 会わなきゃ苦労で寝られない
船は千くる万くるなかで わしの待つ船まだこない
押せよ押せ押せ二丁櫨で押せよ 押せば港が近くなる
船乗り稼業はもうやめしゃんせ 苦労するのをやめるよう
船が着いたよ八丁の河岸に 早く出て取れおもて綱
八丁山口は船頭でくらす かかあふもとでしらみとり
八丁出るときや涙もでたが どうぞご無事で帰りゃんせ
船は新しい船頭さんは若い 積んだ荷物は米と酒
まいど若いときは袖褄引かれ 今は孫子に手を引かれ

われらが探訪した見沼通船堀は、鉄道交通が発達する以
前には、このような民謡ができるほどの活況を呈してい
たのであります。どのような節で歌われたのでありまし
ょう。

なお、地図に芝川中悪水とありましたが、“悪水”は、
当時“雑排水”の意味だったそうです。
 

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