’98日だまり山行

--雨の中、さまよえるオランダ人の如く・橋元武雄

1998年12月5日


1998年12月5日 土曜日
曇り後、終日雨。
ほぼ全員、高尾駅に集合(池田、斉藤を除く梓全員。関根、金谷、矢崎、西村、谷内)
日だまりが雨にやられるのは、今回がはじめてである。どうすべきかしばし鳩首合議。
しかし、ここで解散しようなどと言うものはだれもいない。後藤さんが、相模湖駅前の
嵐山という小さな山の入り口に、四阿があって水とトイレもあると記憶しているという
ので、そこを目指す。

後藤さんの記憶通り、四阿はあったが、雨が降り込み、水もトイレもない。関根さんが、
立て看板の地図でこのさきの弁天島にキャンプ場があるというので、そこを目指す。

弁天島キャンプ場は、車道から弁天島の吊橋へ向かって、相模川へ下る急斜面の途中に
ある。オフシーズンで管理人もいない。普段なら見向きもしないだろう冴えないサイト
だったが、バンガローの鍵は締めていなかったので、何はともあれ雨をしのげるだけで
もと、六畳ほどのゴザ敷の一軒を借用することにした(事後承諾で、管理人には電話を
したが料金は取りにこなかった)。そこで恒例の大宴会。要は、どこでもいいのである。
宴会さえ支障なくできれば。一杯はいればたちまち天国となる。

帰りは、これも恒例になった八王子の中華。風邪で絶不調の大森氏と、所用の田中氏を
除いて全員途中下車。中華屋は駅ビルのアスターと思いこんでいたが、じつは東天紅だ
った。翌日、日誌で確認したが、確かに生藤山の帰りに、東天紅に寄っている。山(?
??)で、宴会をたっぷりやって、またかとひとは思うかもしれないが、これが、また
実に楽しい。


次の作品へ ↓
目次へ ↑


inserted by FC2 system