PHOTO GALLERY・梓20世紀の映像(第32回)・・写真:冨山八十八

後立山北部縦走・唐松岳・白馬岳から蓮華温泉へ(続編)


 白馬岳をふりかえる

梓20世紀の映像(第8回)で紹介した後立山の縦走はあとで1978年7月のことと判明した。
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それはいつのことか定かでない、たぶん1970年代の後半であろうメンバーのなかには
冨山、橋元、大森、後藤がいる。
八方尾根から唐松で一泊、翌日は不帰ノ嶮を越え白馬までの長い縦走であったが翌々
日は白馬大池から蓮華温泉まで足を伸ばした。写真を見ると皆実に若い。冨山、後藤
は40歳過ぎ、橋元、大森はなんと30歳前半である。
テントは借り物のウインパー型ビニロン製の重いもので、周りをみてもそろそろドー
ム型の軽量テントが普及されていることがわかる。
H氏の唐松テント場での喧嘩騒動、白馬テント場ではとなりの関西勢の喧噪を揶揄し
ていたら関西出身のT氏が外から戻ってきた、一言「うるさいな関西のヤツラ」には
沈黙していた一同爆笑、蓮華温泉ではひげ面のGが居合わせた鶴見女子大(現鶴見大
学)の学生とねんごろに話をしていたら、H氏「女をたぶらかすラスプーチン」と、
それいらい「プーチン」が定着した。
ところで蓮華の天然湯洗トイレはどうなったかしら。
行程後半のネガフィルムが見つからないのが残念である。そこには白馬頂上、白馬大
池、蓮華の露天風呂などでの写真があるはずで、探しだせたら続編を掲載したい。
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さて今回は冨山氏の古い35ミリネガをお借りしたらこのときの写真があって、行程後
半のものも沢山残っていた。
なにはともあれ壮年のころの面々をとくとご覧下さい。
                            10/29

 唐松岳のテント場

 朝安曇野は雲の下


 帰らずの剣をこえたあたり

 この日一日で日焼けで真っ黒


 南方には五竜岳と鹿島槍が

白馬岳頂上から南を望む


 白馬岳頂上で記念撮影

 きょうは蓮華温泉まで


 今日も天気は上々

 三国境のあたりかしら


 天上の箱庭、白馬大池が眼下に

 このあたりは湿性高山植物の宝庫


 蓮華温泉で・・・

 一風呂あびれば天国です


 ありゃりゃ

 ストーカーだぞ〜

 ウッシッシ


 いまはこんないい雰囲気の宿はないな


 たのしかった山旅もおわり


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