最終日午前8時湯の平温泉発 |
前回は磐越西線の山都駅から川入部落を経て、飯豊本山から梅花皮岳、そして
北股岳までを紹介した。
やっと空も碧さを増してきてはいるが、時折驟雨がやってくるので大急ぎで飯
豊川の深い峡谷にある湯の平温泉を目指した。
長い長いくだりの苦労のあとには素晴らしい温泉が待っていた。湯の平小屋は
豪雪に耐えられるように鉄骨のカマボコ型であるが、なかなかよい風情、炊事
場も屋根がけで小屋に隣接し、対岸から引いたつめたい水が豊富に使える。
湯はすこし上流の激流に臨む岩に穿たれた露天風呂で、うしろの岸壁から湯滝
が落ち込み、湯船に流入する沢の水にうめられて適当な湯かげんになる。
われわれだけが宿泊客で大名気分であった。
最後の夕食、食当は橋元さん。茗荷と胡瓜の塩もみ、冷奴、ホタテ貝と野菜の
テンプラ、そうめん、酒はウイスキー、ブランデー、日本酒と豪華であった。
9/10
 どっしりとした飯豊の山々 |
 北股岳での記念写真 |
 長大なカイラギ沢 |
 序々に雲が消えてゆく |
 高度を下げると暑い暑い |
 北股岳を振り返る |
 危ない手つきでお点前 |
 かんぱ〜い |
 い〜い湯だな〜 |
 後方の滝は湯滝 |
 チョットあぶないショット |
飯豊川に架かるつり橋 |
この先飯豊ダムで車が待つ |