PHOTO GALLERY・梓20世紀の映像(第31回)・・写真:冨山八十八

飯豊連峰縦走その1・1981年


 入山2日目、三国岳を出発

1981年8月7日〜12日には橋元武雄氏が「黒部上ノ廊下・岩をかむ激流を20Km」
の遡行を終わっていた。休むまもなく8月29日〜9月2日には飯豊連峰縦走に参
加、そして同9月18日〜22日には、橋元氏と大森氏(鈴木氏同行)はハイグレ
ードの北アルプス・笠ケ岳笠谷の遡行に向かっていた。
このエネルギッシュな行動力を髣髴とさせる2002年8月の橋元・大森・中村3氏
の飯豊紀行(石転び沢、大日岳、そして大ー(だいぐら)尾根を山中1泊で敢
行)は別掲の山行報告に詳しい。
さて、こちらは1981年8月末に冨山、橋元、大森、中村、後藤の5名が飯豊を目
指した。8月29日夕刻上野発の急行で喜多方まで、同駅で仮眠のあと30日には
山都駅から川入部落を経て長尾根に取り付き同日は三国岳小屋泊、31日荒天の
なか飯豊本山から西岳をへて梅花皮岳を下りカイラギ小屋まで、9月1日は新潟
へ下り飯豊川上流の湯の平温泉泊、そして2日新発田から新潟で特急トキで帰
途に着いたのだった。当時、冨山48才、後藤47才、橋元37才、大森36才・・・
それと妙齢の中村、写真をとくとご覧ください。
なお今回は飯豊その1で北股岳まで。次回は北股岳から湯の平温泉の映像を公
開します。おたのしみに。
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 川入から歩き始める

 混沌とした雲は明日の荒天を予感


 七森沢上流には残雪が

 剣が峰の岩稜

まもなく三国岳、今日の宿


 いま梓でははやらないツマミ

 ゆったりとした稜線


 やはり今日は荒天

気温は低くピッチがあがる

 もうすぐ飯豊本山


 さあ出かけよう

 ガスのなかの小休止は寒そう


 翌日西の方(新潟平野)は明るさが戻る

 北俣岳山頂


 みんな、ゆたかだな〜

 うしろむきもダイジョウブ


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