木曽御嶽山/山スキー行  

−−広大な雪原を一気に滑り降りるのは?

(文と写真)鈴木善三

Sun, 30 Apr 2000


鈴木 善三
御嶽山 2000-4-29
 大森、亀村、鈴木の3人で御嶽山に行くことになっていた。4月26日になって亀村氏
がギックリ腰を起こし参加できなくなり大森さんと2人で行くことになった。朝4時に
大森さんが迎えにきてくれて出発。5時前に八王子を通過、塩尻インターを6時半頃お
りて国道19号線へ。途中のセブンイレブンで朝食を済ませ、これでは早く着きすぎる
とゆっくり走らせて御嶽山ゴンドラ駅に8時40分頃着。強風のためゴンドラの運行が遅
れて9時半頃動き出す。山頂駅を10時に歩き出す。
 今回は、どういうわけか最初からそれぞれ勝手な所を歩き出して8合目直下の所で休
憩やっと合流した(11時20分)。8合目を過ぎた辺りから何故か歩く調子がつかめない、
呼吸と足の運びが合わないのである。大森さんの後を歩くのだがドンドンと引き離され
てしまう、大森さんに「僕が遅いのではなく大森さんが早いのでは」と聞いたが「そん
な事はない」と一言。必死に後を追い稜線に1時20分頃到着?。
 一休みして剣が峰に向かう。剣が峰迄の中頃迄行くと雪がクラストしていて歩き辛い、
これでは下りに板を履いても楽しく無いし制動も上手く行かない、危険を感じてザック
と板をデポして剣が峰に登る。結果的にはこれは失敗だった?、それほど堅く凍ってい
たわけではなかったし、僕には歩く方がもっと恐かった。山頂に1時55分着。朝の強風
もいつの間にかおさまり、天気も快晴。乗鞍岳、中央アルプス、八ヶ岳、遠くは甲斐駒
ヶ岳迄見渡せる。
 デポの地点迄戻り2時半頃滑り出す。広大な雪原を一気に滑り降りるのは勿体ないと、
右に左にと8合目の小屋横当たりの谷筋に滑り込んで大森さんの持ち込んだビールとワイ
ンで乾杯。のんびりと休憩してから今度は樹林帯の中に滑り込む、本来のスキーのへた
くその為何度かズッコケたり木に引っ掛かったりしてゴンドラ山頂駅に。山頂駅からは、
いまだ営業しているスキー場を駐車場迄滑り降りて今日の山行を終る4時30分。


快調に高度をあげて


剣が峰から、遠望は南アルプス


広大な雪面を快適に滑降


ヤッホーホー

次の作品へ ↓
目次へ ↑


inserted by FC2 system