梓20世紀の映像 (第12回)

尾瀬の花たち

しばらくお休みだった梓20世紀の映像の12回目です。

1992年7月4日-6日
冨山、鈴木、高橋、中村、後藤、(別行動・橋元)
梅雨のさなか、晴れ間の尾瀬ケ原は花の競演である。
水芭蕉の盛りを過ぎ、つぎの日光キスゲの時期までのすこし静かな尾瀬を
ゆっくり歩こう、という企てであった。
8年まえの尾瀬はまだこの時期は訪れるハイカーもそう多くはなかった。
木道に腰をすえて写真をとっていても「通行の妨げ」などということもな
くのんびりしたものだった。
そんな旅なので山の鼻から竜宮小屋を過ぎ下田代にはいったときは昼もと
うに過ぎた頃になっていた。
別行動で他の仲間と尾瀬入をしていた橋元さんが日焼けした顔でニコニコ
手を挙げながらやってきた。「あんまり遅いので来ないのかと・・・」と
いうことで様子を見にきてくれたのだった。
顔ぶれが顔ぶれである、本道からはなれて六兵衛堀の拠水林のそばの休憩
には格好の場所で宴会となった。橋元さんの背には一升が用意されていた
のだ。
やがて陽も傾き、見晴らし十字路の燧小屋へ向かう一同の背は幸せ一杯で
あった。
(ピントがわるいのはよっぱらってシヤツターを切ったわけではないので
 ある。 後藤   10/17)

 ズミ


 サジイバモウセンゴケ


 ウラジロヨウラク


 ワタスゲ


 ワタスゲがいっぱい

 オオカメノキ(ムシカリ)


 とみやまそう(ともいう)


  しょうすけそう(ともいう)


 上田代にて


 タテヤマリンドウ


 リュウキンカ


 顔の赤いのは陽光のためです


 ねぐらも近いよ


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