梓20世紀の映像 (第9回)

岩手の名峰・早池峰


 幻ではないエーデルワイス
1985年7月26日〜28日
橋元、高橋、大森、中村、後藤

はるばる岩手県の早池峰までデリカを駆っての遠征であった。
鳥海、岩手、月山に次ぐ東北の高峰であるが標高1914メートル、だが特産種のハヤ
チネウスユキソウをはじめミヤマアズマギク、ミヤマオダマキ、ミヤマアケボノソ
ウ、ヨツバシオガマなどの花々が迎えてくれた。
私たちは東北道を北上して紫波I.C(花巻)から岳川にそって遡り、最奥の岳部落
に入った。岳の早池峰神社は杉林の参道の奥に風雪に晒された年月を彷彿とさせる
佇まいであった。
さらに6キロほど上がった「河原ノ坊」から頂上を目指した。

          ここは河原ノ坊だけれども
          曽ってはここに棲んでゐた坊さんは
          真言か天台かわからない
          とにかく昔は谷がもう少しこっちへ寄って
          ああいふ崖もあったのだろう
          鳥がしきりに鳴いてゐる
          もう登らう
                                  宮沢賢治
                                    (深田久弥、日本百名山から引用)

岳川の支流コメガモリ沢に沿って登る、垢離頭(コウリコウベ)という所が水の最
後で、ここからは草本帯で高山植物と岩場の尾根どうしの急登である。
巨岩が続き、呉座走岩(ござはしり)とか打石(うずえす)などという名がついて
いる。頂上に城砦のように岩が重なっているところが頂上であった。
(詳しくは梓会報第3号・早池峰 高橋尚介 をお読みください)
                               7/21

 8月1日は祭りが行われる


 快適なテン場


 昔からキリンラガー


 何を想うか・・・

 フリークライム


 頂上まで3時間


 ??と??は高いところが好き


 結構なお手前で・・

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