梓20世紀の映像 (第8回)

後立山北部縦走・唐松岳・白馬岳から蓮華温泉へ

それはいつのことか定かでない、たぶん1970年代の後半であろうメンバーのなかには
冨山、橋元、大森、後藤がいる。
八方尾根から唐松で一泊、翌日は不帰ノ嶮を越え白馬までの長い縦走であったが翌々
日は白馬大池から蓮華温泉まで足を伸ばした。写真を見ると皆実に若い。冨山、後藤
は40歳過ぎ、橋元、大森はなんと30歳前半である。
テントは借り物のウインパー型ビニロン製の重いもので、周りをみてもそろそろドー
ム型の軽量テントが普及されていることがわかる。
H氏の唐松テント場での喧嘩騒動、白馬テント場ではとなりの関西勢の喧噪を揶揄し
ていたら関西出身のT氏が外から戻ってきた、一言「うるさいな関西のヤツラ」には
沈黙していた一同爆笑、蓮華温泉ではひげ面のGが居合わせた鶴見女子大(現鶴見大
学)の学生とねんごろに話をしていたら、H氏「女をたぶらかすラスプーチン」と、
それいらい「プーチン」が定着した。
ところで蓮華の天然湯洗トイレはどうなったかしら。
行程後半のネガフィルムが見つからないのが残念である。そこには白馬頂上、白馬大
池、蓮華の露天風呂などでの写真があるはずで、探しだせたら続編を掲載したい。

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