三頭山:重鎮・プーチン・轟沈!

――ふざけてる場合じゃない 大森武志

1998年5月23日


23日(土)の16時ごろ、三頭山から笹尾根を経て数馬部落へ下山中の後藤さんが、
赤土の斜面に足をとられて転倒、手首を骨折しました。後藤さんはTBSBのハイキン
グに同行していたもので、現場は数馬まであと30分ほどの地点。
金谷さん(後を追って小堀さん)が救急車を呼びに走り、残りは応急手当にあたりまし
たが、さすがは日赤救護員の後藤さん。怪我人みずから、副木やら三角巾やらの指示を
出す気丈さで、30分しないうちにショック状態もおさまりました。
下山も杖を突きながら自力でこなし、目標の民家に着くのと救急車の到着がほぼ同時と
いうタイミングのよさ。東秋留の清水外科に収容されましたが、怪我はいわゆる単純骨
折だったようで、処置後はすぐに、いつもの陽気な後藤さんに戻りました。

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