黒斑山 ― 思わぬラッセルに困憊 橋元武雄

1998年3月28日


1998年3月28日 土曜日
高曇り。
梓山行黒斑山。南浦和に7時半集合。
冨山、後藤、金谷、田中、齋藤。大森車、鈴木、高橋、大森、亀村

三芳で合流予定の大森車も、外環が渋滞しているとのことで、予定外に南浦和に到着。

一番遠い冨山さんが到着次第出発のシナリオはその通りになった。サングラスをうっか
り忘れてしまったので、横川のサービスエリアで購入。2500円なり。
車坂峠には予定より早く11時前に到着。やや風があり、高曇り。まあまあの日和か。

途中、みんなと別れて斉藤君と一緒に谷沿いのルートを取る。これが失敗。まだ雪が締
まっていなかったので、ときに腰から肩まで陥没するひどいラッセルとなる。年のせい
もあるが、朝飯抜きだったせいでヘロヘロになる。それでもなんとか、トーミの頭の手
前のコルに出る。トーミの頭で後藤さんに追いつく。あとは山頂を目指したという。ぼ
くはもう困憊していて、ここでビール。斉藤君だけ後を追う。どうやら例の、貧血症状
がでて視界が欠落したが、すぐに治まった。

下山してきたみんなと合流。遅めの昼食は、風をよけて、先ほどのコルまで下がってと
ることにした。金谷氏、齋藤君の水筒までいれるとワインが8本上がっている。つまみ
は各自適当にもちよったもの。圧倒的に加工食肉が多い。予想して、こちらはロースト
ビーフとブロッコリ、空豆を持参。今年から、鹿児島産の空豆が冬にも出回わるように
なった。

帰りは通常の登山道を下山。まあ何と楽なことか。

そばを食べたい人が多かったので、車坂峠から佐久の鯉割烹花月に電話してそばつきで
予約。少し迷ったがほぼ予定通り花月に到着。例のやり手婆さんが、大森氏におねーさ
んなどと呼ばれて気をよくし、なかなか愛想がよかった。残念ながらソバは伸びきった
ような代物で、そうでなくても美味くはなかったろう。

帰途は斉藤君の運転で寝ていただけだが、渋滞もなく10時前に武蔵浦和(冨山、後藤、
金谷、田中が下車)、南浦和に到着した。大森車も外環渋滞のため南浦和まで付き合い、
無事解散した。

鳩ケ谷の団地通りはさくら祭りで提灯に明かりが入り、ピンクの蕾をぼんやり照らして
よい気分であった。

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