日光・鳴虫山−−集合場所は指定列車内 大森武志

1998年1月10日


リーダー:大森
参加者:後藤・金谷・齋藤

泣虫山・・・・・「なんと素敵な山名なのでしょう。初めて聞きました」と、池田さんに
褒めてもらった(オチョクラレタ?)山に行ってきました。
いうまでもなく、「泣虫」は「鳴虫」の間違い。山行計画にこう書いてしまったのは単に
ワープロの変換ミスではなく、最初にこの山名を聞いたときから「泣虫」のイメージが染
み込んでいたせいでもあります。

言い訳はともかく、行ったのは後藤、斉藤、金谷、大森の4名。朝早く、しかも「集合場
所が動く(指定列車に各自乗車)」という二重苦(本人の弁)を克服して、金ヤンが7時
20分に北千住駅に現れたときには、少なからぬ感動さえ覚えたものです。

積雪30〜40cm。男体、女峰、赤薙の峰々は雲をいただき、快晴とはいえないまでも、
雪見山行にはまずまずのコンディション。尾根の南面は桧(サワラ?)の植林帯で、いま
ひとつ興趣に乏しいルートでしたが、新調のビデオカメラ(カール・ツァイス付きのすご
いやつ)を携えた後藤さんの指示でポーズをとりつつ、山頂をめざしました。

山頂では、例によって雪上の宴会。背負い上げた酒の量が、ビール6缶、日本酒1.5リッ
トル、ワイン4本、ウィスキー0.5リットルというすさまじさで、出発時間を忘れて延々2時
間に及んだのであります。

結果、下りはメロメロのヨレヨレ。もっとも、初めて持参した2本のストックは、予想外
の効果を発揮しました。1本は金ヤンのために持ってきたのですが、彼は使用を拒否(な
んと、その理由が「バランスを崩すから」・・・!)。ともあれ雪道の下りにはすこぶる
有効で、スキー・ストックより20cmほど短いのがいいようです。

かくして、温泉への自動車道路にたどりついたのが16時30分。ルート時間3時間半の
コースに6時間半を費やした雪まみれ山行が、無事終了したのであります。
街にはチラホラ灯かりがついた
ラッセル急げやオー  シーハイル

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