大菩薩峠 ―― 雨天決行が幸い 橋元 武雄

1997年11月22日-23日


11月22(土)〜23(日)の大菩薩峠(TBS.B主催。梓関連参加  金谷、大森、
中村、橋元)

完全に雨に直撃されるかという悪条件で、直前まで出発を危ぶまれましたが、決然
と実行したところ、前線の通過が予想より早かったせいで、翌日は素晴らしい好天
に恵まれ、晩秋の山歩きを満喫できた。

1997年 11月 22日 土曜日
曇り、ときどき雨

TBS.Bの山行に便乗して大菩薩峠。新宿発8時10分のホリデー快速。新宿から、
大森、中村、橋元八王子から小鍋、小堀、鮫島。夕方金谷氏がタクシーで、本多君
が車で合流。

塩山駅前で酒とつまみを仕入れタクシーでロッジ長兵衛へ。
雨の様子見で昼食を取りながら一杯。
一寝入りして小雨になったので、大菩薩峠まで散策。往復二時間程度。
4時過ぎに帰って、相撲見物。小錦本日より休場。あの巨体も土俵を去ることになっ
た。
夕食のメインはホウトウ。馬刺を追加注文する。
金谷、小鍋で延々と酔談。普段無口なご両人、酒が入ると、とめどもなく饒舌になる。

1997年 11月 23日 日曜日
風が強いが快晴。決行した甲斐があった。

大森、中村、橋元と富士見コース。ちょっとした岩場があり、簡単なカンテのクライム
を楽しむ。
縦走路は広い笹の草原や、ツガとイラモミを主体とする針葉樹林帯、石丸峠から小菅へ
の下り尾根はミズナラ、クリ、リョウブ、ホウ、それにサラサドウダンなどツツジ類の
多い照葉樹林帯と変化に富む。降りの尾根はやや長いが好天にめぐまれ良い山行であっ
た。

小菅の湯は、できたばかりで、近ごろ流行りのクアハウス風。何とか公社の経営で、
杓子定規で腹の立つことが多い。それになりより、あまりに混みすぎて落ち着かない。
でもまあ、最終の5時半近くのバスまで、休憩所で生ビールなどを楽しんだ

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