剣岳周辺

橋元武雄     '92/08/05〜09


08月05日 晴れ
梓夏山山行。東京駅7時集合。
後藤、鈴木、池田、中村、田中
大町ジャスコで食料調達。美寿々で昼食。扇沢に車を置き、アルペンラインで室堂へ。室堂はガス。雷鳥沢野営場で幕営。星。後藤さんのチャーメン。

08月06日 晴れ
雷鳥沢を中一本で登る。そのまま下って、三田平を見下ろす別山との分岐で一本。別山尾根を周遊。後藤さんのラーメン。

08月07日 曇り
別山尾根周遊。文部省の研修所の脇から尾根へ取り付く。初心者が岩登りの練習をしているのを、からかいながら別山乗越へ向かう。内蔵助の小屋の見える場所から、昨年山慣れない年配の団体が遭難した辺りを確認する。

乗越でガスにまかれて、知らないまに大日岳方向のコースへ入っていた。左側にあるはずのないテン場が見えるので、変だと気付き縱走路へ戻る。
みんなは黒百合のコルから剣山荘経由でテントへ戻った。ぼくと善さんは尾根通しに登り返し、縱走路の途中からショートカットで雪渓を下降し、テン場へ戻る。ぼくの春雨うどん。

08月08日 高曇
池田、田中パーティーは劔岳。残りは奥大日岳へ。チャウのカレー。夜半、台風10号接近。テントの立て直しに夜中に何度も外を見回る。外に置いてあったコッヘル類は飛散してしまった。

08月09日 嵐
台風の烈風と強雨のなかを下山。別山尾根から吹き下ろす風で、息もつけず前へも進めない。テン場から乗越まで、あんなに長く感じたことはなかった。

薬師の湯。大町バイパスを通過中、変な運転をする小母さんに幅寄せされ、あやうく逃れる。もっとも小母さん自身は、自分の車の運転に夢中で、他の車のことなどかまっていられなかったらしい。郷土料理店で3時頃に食事。9時頃東京駅着。
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